医療センターでのループの医療費のこと
ループが虹の橋に旅立って、3ヶ月。
ループの医療費のことを書こうと思います。
知りたいってコメントくれた方もいたのに、遅くなってごめんなさい!
闘病生活が長かったから、明細書も日々の記録ノートも
どっさりあって、それを見ると思い出しちゃって先に進まなくて(苦笑)


ループの犬生、後半は次々と病気が見つかり闘いでした。
2013年8月 網膜変性症と診断され、その後失明。
2014年2月 発作のような症状が続き、MRI検査を受け脳炎と診断され治療開始。
2017年8月 左耳に腫瘍が見つかり手術。
病理検査の結果、耳垢腺癌とわかる。
癌は取り切れていなかったため、経過観察しながら
2019年1月にレーザー治療。
2017年10月 大腸に炎症性ポリープが見つかり、投薬治療開始。
その治療を長く続けていた影響もあり
その後、左眼に角膜潰瘍、それから胆嚢粘液嚢腫も見つかる。
2020年8月 年齢によるものか治療の影響かわからないけど
検査で甲状腺機能低下症とわかり、治療開始。
2017年は本当に大変な年だったなって思う。
ループだけでも耳垢腺癌と大腸ポリープがあるけど
その年の9月、アスリも全般発作を起こしMRI検査を受けて
てんかんとの診断を受け治療開始。
あまりにもいろいろ続いたから、その年は夏あたりからの記憶があまりないよ(苦笑)
ループの一番長かった通院は大腸ポリープと原因不明の軟便の治療。
今さらだけど、日本小動物医療センターへの医療費がめちゃくちゃ掛かったので
その医療費のことをざっくりと書きますが
長くなるので興味のない方はスルーしてください。
ちなみに我が家のループとアスリは保険に入っていないからすべて実費です。

粘血便やしぶり、軟便とその回数の異常な多さの原因がわからず
かかりつけから二次診療施設である日本小動物医療センターへ。
2017年10月に医療センターで初めて診てもらった日は
丸一日かけて検査づくし。
血液検査や糞便検査、レントゲンに超音波検査、
無麻酔の内視鏡で大腸ポリープが見つかり
麻酔ありでポリープを取り出し、病理検査に出す必要があった。
ステロイドでの2週間分の治療費と合わせて13万円近く。
それが始まり。
再診料は4000円
無麻酔の内視鏡検査は5000円(最初のころは4000円)
それに血液検査や薬代なんかがかかるでしょう。
ループの治療は3年越え。
その間に医療費の価格改定があり値上がり。

大腸ポリープの内服治療には4種類の薬がある。
非ステロイドのプレビコックス
ステロイドのプレドニゾロン
免疫抑制剤シクロスポリン
免疫抑制剤アラバ
ループはすべての薬を使ってもなかなか良くならず
ポリープ以外にも問題があったから手術の選択もしなかった。
ずっとアラバとプレドニゾロンを合わせて使ってた。
アラバ、これがすごく高い薬。
1錠300円以上するの。しかも途中で値上がりした(苦笑)
アラバは、一日当たり1錠半を飲んでたこともあったな。
それだけでとんでもないでしょ(笑)
ループは原因不明の軟便の治療もすることになって
薬は合わせると7種類にもなったから、費用も増し増し(苦笑)




最初の一年はだいたい4週間おきの通院。
毎月、再診料と無麻酔の内視鏡検査に血液検査と
固定されたものだけで2万円以上はかかる。
処方料っていうのも数千円かかって、地味に痛いのよね(苦笑)
一回の通院費、3万円で済んでたのが4万円、それ以上と増えて。。。




その後、ループのポリープの状態にも治療にも大きな変化がなければ
ループの体調を見ながら間隔をあけての通院にしてもらった。
少しでも医療費を軽減したいっていう考えがあってのこと。
月一とは言え、千葉在住の我が家から所沢まで遠かったのもある。
もちろん、急変した場合はすぐに連絡する前提。
2019年からは7~8週間ごとの通院で
一回の通院費は5~7万円だったかな。
検査が追加されたり、薬の変更があったりで変動有りなので。
ポリープの状態が停滞していたころ
かかりつけに戻って、3ヶ月に一度医療センターで
無麻酔の内視鏡検査を受けるという話もでたんだけど
7種類もの薬を飲んでいたループの薬の費用が
かかりつけだと更にかかることがわかって。。。
かかりつけからは医療センターにそのまま通院する許可をもらった。

2020年10月からステロイドの減薬を始めたら
食欲不振と下痢が続くようになった。
軟便と回数の多さは通い始めたときからずっと原因不明だったけど
ギリギリ保てていたものがステロイドの減薬で限界を超えてしまった。
最後の通院となった11月10日に
ずっと疑いのあった小腸あたりに問題があるだろう、
低グレードのリンパ腫の可能性もあるけど、どうするか?と話があり
麻酔ありの内視鏡検査はせずにループに負担のない範囲で
原因を探ろうと外注出しの検査をしてもらった。
体調を崩し、医療センターの先生に連絡したあの時
検査結果が少し悪いって話を聞いたままだ。
次の通院でわかるはずだったんだけど、そのまま・・・
ループを苦しめてた原因のかけらのようなものがわかったかもしれないのにね・・・

3年お世話になった日本小動物医療センターへの医療費は
通院28回で、およそ160万でした。
計算するとびっくりね~。
だけど、通ってたのはここだけじゃなく
かかりつけの病院での医療費もそれなりにあるし
アスリの分もあるから本当にめちゃくちゃ掛かる。
大変だったけど、ループをとにかく助けたかった。
治療にはいろいろ選択がある。
内服治療や手術、どの選択をしても
助けたい、治したい気持ちは変わらない。
どこのお家だって、同じような状況になれば
高額だって何とかしたいと考えるのは一緒だと思います。
ちなみに大腸ポリープの手術をした場合、
3泊4日でおよそ50万と言われたかな。
そして、ループが最期に苦しんだ胆嚢粘液嚢腫。
胆嚢の手術をしたら、50~100万かかるだろうとのこと。
たぶん輸血も必要、そして外科専門の先生たちの手術だから。
日本小動物医療センター、費用は本当にかかるけど
丁寧に話も聞いてくれるし、説明もしてくれるし
先生たちはスペシャリスト。
でも、ここに来るような病気にならないのが一番だよね(笑)
二次診療施設なので、かかりつけの病院からの紹介がなければ診てもらえないし
状態が落ち着けば、かかりつけに戻るのが基本。
うちは戻りたくても戻れなかったけど(苦笑)

以前も書いたけど、炎症性ポリープは
ダックスポリープと言われるほど特有の病気。
内服治療で良くならなければ手術。
それは最終手段になる。
手術をしても再発の可能性もあるので薬は飲み続けなければならない。
ループはずっと病気と闘って、ずっとがんばってくれた。
なんかね、病気のこともわんこの強さのことも
ループを通してたくさんたくさん教えてもらったなって気がします。
我慢強い子だったけど、苦しくて辛い時間は長かったと思う。
少しでも楽しい気分を味わってもらいたいと思って
いろいろなところにお出かけしたけど、いつもニコニコと楽しそうな表情を見せてくれた。
穏やかな性格で優しいループは
心配かけないようにずっとずっとがんばっててくれたんだよね。
ループのがんばり、ちゃんとわかってるからね。
ループ 本当に本当にありがとう!
ループの医療費のことを書こうと思います。
知りたいってコメントくれた方もいたのに、遅くなってごめんなさい!
闘病生活が長かったから、明細書も日々の記録ノートも
どっさりあって、それを見ると思い出しちゃって先に進まなくて(苦笑)


ループの犬生、後半は次々と病気が見つかり闘いでした。
2013年8月 網膜変性症と診断され、その後失明。
2014年2月 発作のような症状が続き、MRI検査を受け脳炎と診断され治療開始。
2017年8月 左耳に腫瘍が見つかり手術。
病理検査の結果、耳垢腺癌とわかる。
癌は取り切れていなかったため、経過観察しながら
2019年1月にレーザー治療。
2017年10月 大腸に炎症性ポリープが見つかり、投薬治療開始。
その治療を長く続けていた影響もあり
その後、左眼に角膜潰瘍、それから胆嚢粘液嚢腫も見つかる。
2020年8月 年齢によるものか治療の影響かわからないけど
検査で甲状腺機能低下症とわかり、治療開始。
2017年は本当に大変な年だったなって思う。
ループだけでも耳垢腺癌と大腸ポリープがあるけど
その年の9月、アスリも全般発作を起こしMRI検査を受けて
てんかんとの診断を受け治療開始。
あまりにもいろいろ続いたから、その年は夏あたりからの記憶があまりないよ(苦笑)
ループの一番長かった通院は大腸ポリープと原因不明の軟便の治療。
今さらだけど、日本小動物医療センターへの医療費がめちゃくちゃ掛かったので
その医療費のことをざっくりと書きますが
長くなるので興味のない方はスルーしてください。
ちなみに我が家のループとアスリは保険に入っていないからすべて実費です。

粘血便やしぶり、軟便とその回数の異常な多さの原因がわからず
かかりつけから二次診療施設である日本小動物医療センターへ。
2017年10月に医療センターで初めて診てもらった日は
丸一日かけて検査づくし。
血液検査や糞便検査、レントゲンに超音波検査、
無麻酔の内視鏡で大腸ポリープが見つかり
麻酔ありでポリープを取り出し、病理検査に出す必要があった。
ステロイドでの2週間分の治療費と合わせて13万円近く。
それが始まり。
再診料は4000円
無麻酔の内視鏡検査は5000円(最初のころは4000円)
それに血液検査や薬代なんかがかかるでしょう。
ループの治療は3年越え。
その間に医療費の価格改定があり値上がり。

大腸ポリープの内服治療には4種類の薬がある。
非ステロイドのプレビコックス
ステロイドのプレドニゾロン
免疫抑制剤シクロスポリン
免疫抑制剤アラバ
ループはすべての薬を使ってもなかなか良くならず
ポリープ以外にも問題があったから手術の選択もしなかった。
ずっとアラバとプレドニゾロンを合わせて使ってた。
アラバ、これがすごく高い薬。
1錠300円以上するの。しかも途中で値上がりした(苦笑)
アラバは、一日当たり1錠半を飲んでたこともあったな。
それだけでとんでもないでしょ(笑)
ループは原因不明の軟便の治療もすることになって
薬は合わせると7種類にもなったから、費用も増し増し(苦笑)




最初の一年はだいたい4週間おきの通院。
毎月、再診料と無麻酔の内視鏡検査に血液検査と
固定されたものだけで2万円以上はかかる。
処方料っていうのも数千円かかって、地味に痛いのよね(苦笑)
一回の通院費、3万円で済んでたのが4万円、それ以上と増えて。。。




その後、ループのポリープの状態にも治療にも大きな変化がなければ
ループの体調を見ながら間隔をあけての通院にしてもらった。
少しでも医療費を軽減したいっていう考えがあってのこと。
月一とは言え、千葉在住の我が家から所沢まで遠かったのもある。
もちろん、急変した場合はすぐに連絡する前提。
2019年からは7~8週間ごとの通院で
一回の通院費は5~7万円だったかな。
検査が追加されたり、薬の変更があったりで変動有りなので。
ポリープの状態が停滞していたころ
かかりつけに戻って、3ヶ月に一度医療センターで
無麻酔の内視鏡検査を受けるという話もでたんだけど
7種類もの薬を飲んでいたループの薬の費用が
かかりつけだと更にかかることがわかって。。。
かかりつけからは医療センターにそのまま通院する許可をもらった。

2020年10月からステロイドの減薬を始めたら
食欲不振と下痢が続くようになった。
軟便と回数の多さは通い始めたときからずっと原因不明だったけど
ギリギリ保てていたものがステロイドの減薬で限界を超えてしまった。
最後の通院となった11月10日に
ずっと疑いのあった小腸あたりに問題があるだろう、
低グレードのリンパ腫の可能性もあるけど、どうするか?と話があり
麻酔ありの内視鏡検査はせずにループに負担のない範囲で
原因を探ろうと外注出しの検査をしてもらった。
体調を崩し、医療センターの先生に連絡したあの時
検査結果が少し悪いって話を聞いたままだ。
次の通院でわかるはずだったんだけど、そのまま・・・
ループを苦しめてた原因のかけらのようなものがわかったかもしれないのにね・・・

3年お世話になった日本小動物医療センターへの医療費は
通院28回で、およそ160万でした。
計算するとびっくりね~。
だけど、通ってたのはここだけじゃなく
かかりつけの病院での医療費もそれなりにあるし
アスリの分もあるから本当にめちゃくちゃ掛かる。
大変だったけど、ループをとにかく助けたかった。
治療にはいろいろ選択がある。
内服治療や手術、どの選択をしても
助けたい、治したい気持ちは変わらない。
どこのお家だって、同じような状況になれば
高額だって何とかしたいと考えるのは一緒だと思います。
ちなみに大腸ポリープの手術をした場合、
3泊4日でおよそ50万と言われたかな。
そして、ループが最期に苦しんだ胆嚢粘液嚢腫。
胆嚢の手術をしたら、50~100万かかるだろうとのこと。
たぶん輸血も必要、そして外科専門の先生たちの手術だから。
日本小動物医療センター、費用は本当にかかるけど
丁寧に話も聞いてくれるし、説明もしてくれるし
先生たちはスペシャリスト。
でも、ここに来るような病気にならないのが一番だよね(笑)
二次診療施設なので、かかりつけの病院からの紹介がなければ診てもらえないし
状態が落ち着けば、かかりつけに戻るのが基本。
うちは戻りたくても戻れなかったけど(苦笑)

以前も書いたけど、炎症性ポリープは
ダックスポリープと言われるほど特有の病気。
内服治療で良くならなければ手術。
それは最終手段になる。
手術をしても再発の可能性もあるので薬は飲み続けなければならない。
ループはずっと病気と闘って、ずっとがんばってくれた。
なんかね、病気のこともわんこの強さのことも
ループを通してたくさんたくさん教えてもらったなって気がします。
我慢強い子だったけど、苦しくて辛い時間は長かったと思う。
少しでも楽しい気分を味わってもらいたいと思って
いろいろなところにお出かけしたけど、いつもニコニコと楽しそうな表情を見せてくれた。
穏やかな性格で優しいループは
心配かけないようにずっとずっとがんばっててくれたんだよね。
ループのがんばり、ちゃんとわかってるからね。
ループ 本当に本当にありがとう!